<第4回宝物記念(GⅡ・22.00秒)>結果とレース後記

日本ソフト競馬協会

2024/07/06 07:44

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第4回 宝物記念 レース観戦後記

2024年6月23日(日)、第4回宝物記念(GⅡ)が行われ、ソフト競馬ファンの熱狂と興奮が詰まった22.00秒の別定戦が展開された。

レースが始まると共に、会場は熱気に包まれ、最後まで息を飲むドラマが繰り広げられた。

 

勝利の栄冠は「さくら」に輝く

4枠4番の「さくら」が、ゴルフェ(チョコボ)騎手の見事な手綱さばきに応え、圧巻の走りで1着を奪取。

タイムは22.40秒。スタートからポツンと1頭最後方の作戦も、最後の直線では力強く抜け出すその姿に、観客は歓声を上げた。

人気4番手(ソフトオッズ8.1倍)の評価を覆し、大逆転の勝利を飾った瞬間は誰もが息をのむ光景だった。

 

2着:十兵衛

2枠2番の「十兵衛」は、不調しのぶ騎手が騎乗し、タイム22.50秒でクビ差の2着。
中盤までは控えめな位置取りながら、最後の直線での猛追には目を見張るものがあった。

 

3着:ホーリー

3枠3番の「ホーリー」は、高校生騎手の若き情熱を背に22.63秒で3着。
序盤から先頭集団に食らいつき、最後まで粘り強く走るその姿に観客は熱い声援を送った。

 

4着以下の馬たち

4着には1枠1番の「エクレール」(もう1人の共有馬主騎手)が入り、タイム24.03秒で大差をつけられながらも最後まで懸命に走り切った。
5着の5枠5番「フィニッシュライン」(坊ちゃんラバーズ騎手)は22.39秒で大差の5着に。
天から降臨した7枠7番「神 茶太郎」(中の人騎手)は22.36秒の最速タイムでハナ差の6着に終わった。
また、6枠6番の「ヘンリー」(はな騎手)は返し馬で放馬、その後、出走拒否(遊びたかった)により除外となった。

 

レース展開

レースは、スタートからエクレール、ホーリー、フィニッシュライン、神 茶太郎が先頭に立ち、激しい競り合いを見せた。
向正面ではホーリー、フィニッシュライン、エクレール、神 茶太郎が先行し、十兵衛、さくらが後ろから追う形に。
4コーナーではホーリー、フィニッシュライン、神 茶太郎、エクレールが先頭を争い、後方から迫る十兵衛とさくらが一気に直線で襲いかかった。

最後の直線、さくらが殿一気の末脚を発揮し、他馬を一気に抜き去ると、十兵衛がその後を追い、クビ差まで迫る接戦となった。ゴルフェ騎手の巧みな手綱捌きが光り、観客の歓声が最高潮に達した。

 

 

予想大会結果

単勝④「さくら」のオッズは8.1倍、馬連②-④は15.1倍、馬単④→②は56.4倍、3連複②-③-④は123.3倍、3連単④→②→③は461.7倍と、ファンにとっても驚きの結果が続出した。

 

総評

第4回宝物記念は、数々のドラマと興奮が交錯する一戦となった。各馬の健闘ぶりに惜しみない拍手を送りつつ、次回の大レースへの期待が一層高まる。この熱い競馬シーンを見逃すことなく、引き続き熱狂的な応援を続けよう。次なる激戦が、今から待ち遠しい限りだ。

(記者:馬場 柔一(ばば じゅういち))

 

レースの模様はこちら
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